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イラストレーション/デザイン/3DCG/ゲーム開発のお話

CotEditorでのZen-Coding使用手順

ちょっとしたhtmlデータを作るのにDreamweaverを使用するのは仰々しい…というか起動が遅いので,巷で人気のCotEditorを使用しています。

コーディングスピードが速くなるZen-Codingを使用したかったので,zen-coding for CotEditorを入れてみました。ページにあった導入手順に従ってインストールしたのですが,使用環境を整える部分で戸惑った箇所が多かったので,その手順を残します。

zen-coding for CotEditorの使用環境を整える

zen-coding for CotEditorを使用するためには,まず自分のMacにインストールされているPythonのバージョンを調べ,そのバージョンに合ったAppscriptをインストールする必要があるそうです。

Pythonのバージョンを調べます。「Applications > Utilities」から「ターミナル.app」を起動したら「python -V」とコマンドを入力し,「returnキー」を押すとバージョンが表示されます。

「returnキー」を押し,バージョンが表示された状態。僕の環境では2.7が入っていた

次に,自分のバージョンに合うファイルをダウンロードします。「setuptools 2.1 : Python Package Index」にアクセスして,ページの最下部までスクロールすると,ファイル一覧があります。

ページ最下部にあるファイル一覧

そのままダウンロードしたいのですが,「Py Version」には「3.4」と書かれており,僕の環境に必要な「2.7」がありません。

そこで,リンクを使って直接ファイルを探しにいきます。setuptools-2.1-py2.py3-none-any.whlのリンクをコピーし,「https://pypi.python.org/packages/2.7/s/setuptools/」と書き換えてアクセスします。「2.7」部分には自分が調べたメジャーバージョンの数値を入力してください。

「.egg」という拡張子のファイル(僕の場合は「setuptools-0.6c11-py2.7.egg」)があるので,ダウンロードして必ずホームの直下にファイルを置きます。

ターミナルを使ってこのファイルからセットアップツールをインストールします。コマンドに「sudo sh」と入力し,半角スペースを入れてから,先ほどダウンロードしたファイル名を入力します。

僕の場合,コマンド「sudo sh setuptools-0.6c11-py2.7.egg」と入力

「returnキー」を押すとパスワードを問われるので,現在ログインしているユーザーのパスワードを入力して「returnキー」。セットアップツールのインストールが完了します。

入力しても何も表示されませんが,実際は入力されています
インストールが完了した状態

最後にAppscriptをインストールします。コマンドに「sudo easy_install appscript」と打って「returnキー」を押せば完了します。パスワードを問われたら,先ほどと同じ要領で入力します。

「sudo easy_install app script」とコマンドを入力
Appscriptのインストールが完了

あとはzen-coding for CotEditorのサイトにある手順のダウンロード部分から進めれば問題なく使えます。